移植した苗は、二週間もすると根付いてすくすく成長します。背丈が大きくなるにつれ、倒伏しないよう茎の根元に土寄せします。移植する時に畝をV字に掘り、土を浅めに被せているので残りの土を寄せてきます。さらに二週間ほどした7月中旬には、追肥してもう一度土寄せ作業を行いました。 この頃になると、今年は戻り梅雨のタイミングでしたが雑草も元気に育っています。畝と畝の間に管理機を通し、畝間や畝の端の土を削る作業をしました。草を取り除きながら寄せ土を捻出して、細かくなった土を鍬で浚えて再び茎の根元に被せます。さらに、長―い畝の端と端、またその間を10mほどの間隔で杭を打ち、大きくなってきた枝葉が雨や風で倒伏しないよう、包み込むようにロープを張って支えます。
聖司 竹見